2013年10月25日金曜日

WebARENAとWordPressは相性微妙?ひと癖あるレンタルサーバ

WordPressが便利になるプラグインの紹介が続いたので今日はWordPressとレンタルサーバの相性の例という事で、WordPressとWebArenaの事を書こうと思います。

なぜWebArenaか?


Web制作の仕事をしてるとけっこうな確率であるのが、Webサイトのリニューアルで今まで使っているWebサーバもそのまま継続という案件。
今まで通常のhtmlベースで運用していたWebサイトをリニューアルでWordPress化なんて話もよくありますが、問題はその場合今まで使っていたレンタルサーバでWordPressがキッチリ使えるかどうかという点ですね。

NTT系で大手なWebArenaですがWordPressでリニューアルとなるとちょっとした落とし穴がある事がわかりました。


トップディレクトリにはインストール出来ない仕様


正確にはコントロールパネルにある自動インストールではトップディレクトリにはインストール出来ないというWebArenaの独特な仕様です。

仕様なのでどうしようもないのですが
/app-def/S-***/(入力したディレクトリ)/ 
こんな感じの深いディレクトリにしか自動インストール出来ません。これじゃせっかく独自ドメインを取ってても個人のブログでも使えませんよね。

この深い専用ディレクトリはどうしようもないのか?とWebArenaに直接聞いた事があるんですが、こればかりは仕様なのでどうしようもないとの返答。

ただ手動インストールという逃げ道があります。
PHP5.3 を利用出来るようにし、wp-config.php には割り当てもメモリーも記述すれば最新版のWordPressでも手動インストール可能です。
やり方はWebArenaのWordPress のバージョンアップの方法から.htaccessの修正とwp-config.phpの修正を参考にしてみてください。

ちなみに今自分で扱っているWebArenaのサイトは3.6.1でキッチリ動いています。


WebArenaのレンタルサーバはあり?無し?


じゃあWebArenaは使い物にならないのか?と言われるとそれはノーです。
けっこうなボリュームのサイトで、多くのプラグインを使ってますがパフォーマンス的には全く問題ありません。表示が遅くなったりエラーが出たりという事は今のところ一度も起きてません。

サポート外ではあるものの手動インストールは可能ですし(そもそもレンタルサーバに自動インストール機能が無かった時代からのWordPressユーザーさんならお手の物だと思います)パフォーマンスは問題無し。
サーバの月額料金も安いですし、個人的には十分アリだと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿