2013年10月30日水曜日

WordPressのビジュアルエディタ画面で回り込み解除を簡単にするプラグイン「TinyMCE Clear」

WordPressを使っていて意外と不便なのが標準状態で写真などの回り込み解除が出来ないという事です。
写真(メディアファイル)挿入で配置を右や左に設定出来るのに、なぜかその回り込み解除のボタンが無いというのが微妙なんですよね・・・これもWordPressが海外製だからって事なんでしょうかね?よくわかりませんが。

そんな回り込み解除を分かりやすく設定出来るのが今回紹介するプラグイン「TinyMCE Clear」です。

TinyMCE Clearのインストール


いつものようにダッシュボード→プラグイン→新規追加画面から「TinyMCE Clear」を検索してください。
いますぐインストールでインストールして有効にします。



TinyMCE Clearの設定


特に設定画面はありません。


TinyMCE Clearの使い方


編集画面のビジュアルエディタ画面に TinyMCE Clearのボタンが3つ増えているのがわかると思います。
左からClear left、Clear right、Clear bothというボタンになっています。



例えば左回り設定の写真の場合Clear leftボタンで簡単に回り込み解除が出来ます。
嬉しい事に初心者さんにも分かりやすいように回り込み解除のラインが見えるというのが良いですね。これは不慣れなクライアントさんの記事作成のときなどかなり重宝するプラグインです。



かなりオススメなプラグインです。

2013年10月28日月曜日

記事を瞬時にGoogleへインデックスさせるプラグイン「PuSHPress」

検索エンジンとしてのGoogleの利点はまずインデックス速度が早いという点でしょうね。人気のブログなどはほんの数分でインデックスされたりしてさすがGoogle!っていう感じです。
そんなインデックスの早さにはデメリットもあり、例えばコピペサイト(パクリサイト)でも早くGoogleにインデックスされたほうがオリジナルとして扱われる可能性があり、逆にオリジナルのほうがパクリ扱いされてペナルティなんて事も現実に起きたりしています。

なんとかしてそんな事を防ぐためには 「PuSHPress」というプラグインを使って瞬時にGoogleへインデックスさせましょう!


「PuSHPress」のメリット

  1. PubSubHubbub(PuSH)を利用してサイトの更新情報をGoogleに随時通知出来る
  2. 記事を公開すると同時に瞬時にインデックスしてもらえる
  3. パクリサイト扱いされにくい
  4. 一度プラグインをインストールするだけで継続的に使用できる

 「PuSHPress」のインストール方法

ダッシュボード→プラグイン→新規追加の画面からPuSHPressで検索、そのままインストールでOKです。




 「PuSHPress」の設定

特に設定する項目はありません。記事の公開で自動的に動作します。


まとめ


プラグインをインストールするだけ、設定無しで動作するという簡単なものです。
簡単ですが効果はズバリで、Googleにいち早くインデックスさせるとことでキッチリとオリジナルサイトであることを主張出来ますし、SEO的にも多少は有利になりそうです。

プラグインのインストールで特にサイトが重くなる事も無いですし、とにかくインストールして損はないプラグインだと思います。

2013年10月25日金曜日

WebARENAとWordPressは相性微妙?ひと癖あるレンタルサーバ

WordPressが便利になるプラグインの紹介が続いたので今日はWordPressとレンタルサーバの相性の例という事で、WordPressとWebArenaの事を書こうと思います。

なぜWebArenaか?


Web制作の仕事をしてるとけっこうな確率であるのが、Webサイトのリニューアルで今まで使っているWebサーバもそのまま継続という案件。
今まで通常のhtmlベースで運用していたWebサイトをリニューアルでWordPress化なんて話もよくありますが、問題はその場合今まで使っていたレンタルサーバでWordPressがキッチリ使えるかどうかという点ですね。

NTT系で大手なWebArenaですがWordPressでリニューアルとなるとちょっとした落とし穴がある事がわかりました。


トップディレクトリにはインストール出来ない仕様


正確にはコントロールパネルにある自動インストールではトップディレクトリにはインストール出来ないというWebArenaの独特な仕様です。

仕様なのでどうしようもないのですが
/app-def/S-***/(入力したディレクトリ)/ 
こんな感じの深いディレクトリにしか自動インストール出来ません。これじゃせっかく独自ドメインを取ってても個人のブログでも使えませんよね。

この深い専用ディレクトリはどうしようもないのか?とWebArenaに直接聞いた事があるんですが、こればかりは仕様なのでどうしようもないとの返答。

ただ手動インストールという逃げ道があります。
PHP5.3 を利用出来るようにし、wp-config.php には割り当てもメモリーも記述すれば最新版のWordPressでも手動インストール可能です。
やり方はWebArenaのWordPress のバージョンアップの方法から.htaccessの修正とwp-config.phpの修正を参考にしてみてください。

ちなみに今自分で扱っているWebArenaのサイトは3.6.1でキッチリ動いています。


WebArenaのレンタルサーバはあり?無し?


じゃあWebArenaは使い物にならないのか?と言われるとそれはノーです。
けっこうなボリュームのサイトで、多くのプラグインを使ってますがパフォーマンス的には全く問題ありません。表示が遅くなったりエラーが出たりという事は今のところ一度も起きてません。

サポート外ではあるものの手動インストールは可能ですし(そもそもレンタルサーバに自動インストール機能が無かった時代からのWordPressユーザーさんならお手の物だと思います)パフォーマンスは問題無し。
サーバの月額料金も安いですし、個人的には十分アリだと思います。

2013年10月24日木曜日

シンプルで便利!営業日などのカレンダー表示が簡単に設置できるプラグイン「Biz Calender」

一般企業向けサイトや個人のブログなどはそれほど問題無いんですが、意外とリクエストが多いわりにいざとなると悩むのがお店などのサイトにある営業日カレンダー。

WordPressの標準カレンダーだと定休日や臨時休業日などの表示がほぼ無理なのでカレンダープラグインの登場になるんですが、海外製のものは日本の休日に対応させるのが面倒だったりそもそも設定が面倒なものが多いんですよね。
そんなカレンダープラグインの中でズバリ日本向けでシンプルなカレンダーでオススメなのかズバリ「Biz Calender」です!

Biz Calenderのインストール方法




ダッシュボードのプラグイン→新規追加の画面で「Biz Calender」で検索すると出て来ますのでそのままインストールしてください。
どうしてもダメなときはここからプラグインファイルをダウンロードしてください。

次にダッシュボート→設定→Biz Calenderの設定に移動しましょう。 

休日の設定




定休日に設定する曜日を設定できます。
祝日を定休日にチェックを入れると自動的に祝日が定休日になります。ただしGoogle calendar APIから祝日情報を取得しているのでAPIが取得出来ない環境ではこの機能が使えません。(ほとんどのサーバは大丈夫だと思います)


臨時休業日・営業日の設定




Biz Calenderの良い点はこんな痒いところに手が届く機能ですね。
本来なら土曜は定休日だけどその月だけ臨時の営業日で、振り替えで翌週水曜が臨時休業日なんていう設定も簡単です。


イベントの設定




イベントという名前になってはいますがお店なら特売日、不動産屋さんなら内覧会みたいな感じで使い方は色々です。
ラベルの変更も可能なので使い勝手はかなり良いですね。


月送り制限機能




ウィジェットで表示されるカレンダーには前月・翌月に移動出来る矢印が表示されます。
その月送りの設定を行う事が出来ます。この昨日もなにげに便利です。


ウィジェット




ダッシュボートの外観→ウィジェットにBiz Calenderが出現しているはずなので、表示させたいエリアにドラッグするだけです。



するとこんな感じで表示されます。
このままでも全然OKなんですがもしデザインをいじるときはプラグイン内のbiz-cal.cssを参考に好みのデザインにしてみましょう。



2013年10月23日水曜日

Contact Form 7経由で海外からのSPAMに悩んでるならまずは「Contact Form 7 Honeypot」!

WordPressで定番の問い合わせフォーム作成プラグインといえばContact Form 7ですよね。設定が簡単で柔軟で使い勝手は抜群!
ただ困るのは海外からのSPAM!こればかりはContact Form 7が悪いわけじゃないんですが、クライアントさんから「なんとかしてくれ!」と泣き付かれた人も多いと思います。

WordPressならそんな痒いところに手が届く的なプラグインもキッチリ用意されてるのが強いところ。何処かの誰かが作っててくれてます・・・ありがたいですね。

本来ならランダムに表示される英数字を入力させるCAPTCHAを使いたいところですが、入力を手間をユーザーさん側に要求するのも・・・という人はまずは「Contact Form 7 Honeypot」を使ってみてください。

Contact Form 7 Honeypotの仕組みとは?


名前こそハニーポットと甘そうですが中身はちょっと辛口。
たいていのSPAMロボットはフォームのすべての項目に入力して送信するという本能がありまして、普通のユーザーには見えない入力フォーム(SPAMロボットには見える入力フォーム)を自動で作成。
その見えないフォームに値が無ければ非SPAMでそのまま送信。見えない入力フォームに値が入っていればSPAMとみなし送信されず廃棄。だいたいこんな仕組みのようです。


Contact Form 7 Honeypotのインストール方法

 


ダッシュボードからプラグイン→新規追加へ、「Contact Form 7 Honeypot」で検索すると最新バージョンがヒットすると思いますので速攻でインストールしてください。
当たり前ですがContact Form 7 Honeypotは単体で動作しませんので、初めての方はContact Form 7もちゃんとインストールされてるかチェックしてください。

 Contact Form 7の設定画面からContact Form 7 Honeypotのタグを作成する

 



インストールしてもどこが変化したのかわかりませんよね?
Contact Form 7で作成したお問い合せフォームの設定画面にある「タグの作成」というプルダウンをクリックしてみてください。そこにHoneypotが追加されてるのに気づくと思います。


表示されたHoneypotをクリックするとタグ作成画面になります。
基本的にはそのままでも大丈夫なんですが、SPAMロボットも賢くなっているので全く関係無い名前に変更しておいたほうが良いです。



作成されたコードを左のソースに埋め込みます。
場所はどこでも良いのですが、自分の場合はメッセージ本文直前に入れています。(特に理由は無いのですが・・)
保存ボタンを押せばこれで設定は完了です。

動作チェックをしてみましょう


設定したフォームのあるページのソースにHoneypotで作成したコード発見できれば基本的にチェックOKです。


最後に


当たり前ですがSPAMロボットも日進月歩なのでContact Form 7 HoneypotだけでSPAMが完全にカットされるというわけではありませんのでご注意を!
とはいえ、自分の経験ですが某社のフォームに仕込んだら約9割のSPAMはブロックできましたのでコレはオススメです。

2013年10月22日火曜日

固定ページや投稿カテゴリごとにウィジェットを細かく表示・非表示する方法

WordPressに慣れてくると気になってくるのが固定ページや投稿でカテゴリごとにウィジェットを細かく表示・非表示しないなぁという事。

企業向けサイトでも例えば会社案内ページと製品案内ページのウィジェットを細かく調整したいとかやっぱりありますよね?

海外の有料テーマならウィジェットエリアの設定を細かくカスタム出来る機能が最初からついてるものもけっこう多いんですが、自作テーマではなかなかやっかいですよね。
そこは我らがWordPress!という感じで、無料のプラグインで簡単に設定できます。

同じような昨日のプラグインはいくつか出てるのですが、個人的にまずオススメなのは日本語にローカライズ済みのDisplay widgetsです。

使い方

 

1.ダッシュボードから検索、インストールして有効化します

 



速攻でインストールです!

2.ダッシュボートの外観→ウィジェットで設置しているウィジェットをクリック、もしくは新規のウィジェットをドラッグしてください



このへんはいつもと全く同じで、「あれ?プラグインをインストールしたのに変化無し??」と思ってしまいますがご安心を。


3.ウィジェットの下部に表示する条件等の設定部分が出てるので設定




最初にプルダウンで「隠す項目にチェック」「表示する項目にチェック」を選択します。
次にページ毎やカスタム投稿タイプ毎、カテゴリ毎など自分のお好みで選択します。
特定の記事だけの場合でもIDを調べて入力すれば可能です。

基本的にほぼこれだけで自分の要求するカスタムが出来ると思います。

4.ウィジェットを保存

保存するだけですでにサイトに反映されていますので、表示を確認してみてください。
ちょっとした感動です。

使い方によっては相当複雑なウィジェット管理が可能で、しかもシンプルで直感的!
600ページ、100カテゴリの某社サイトで使ってますが、パフォーマンス的何の問題も出ていません。オススメです。